ご参加いただいた方、宣伝していただいた方、告知動画を視聴していただいた方、
ありがとうございました。
次回の東京てくてくの私の担当イベントは4月20日(土)14時からの『いろんな市ヶ谷、見てみよう。』です。
『いろんな市ヶ谷、見てみよう。』
主催は東京てくてくさん、私は案内役です。
当イベントは4月20日(土)14時開始で約3時間の予定です。
定員は15名、要申し込みとなります。
13時50分までに都営大江戸線・牛込柳町駅東口上に集合、
参加費は現地支払いとなります(2000円)。なお小学生以下無料、雨天決行です。
今回も見どころを少し紹介したいと思います。
ただし、詳しい位置については当日のお楽しみということで割愛させていただきます。
1.さまざまな街路

市ヶ谷は明治初期から宅地化が進み、
その頃の住宅地の区画がそのまま引き継がれている箇所が多い地域です。
古い宅地ということで、現在ではまず作られない狭い道が発達しています。
こうした道には舗装されていないものもあり、敷石や石積みに味わいが感じられます。

2.坂道と階段

市ヶ谷は起伏豊かな地形も特徴のひとつです。
江戸期から存在し、名前のつけられた数々の名坂を今も楽しむことができます。
また名前のない坂道・階段も東京中心部とは思えない味わいを感じさせます。
直線的な急坂、つづら折りの坂、抜け道の階段・・・バリエーションもまた豊富です。

3.あふれる生活感

いまだ低層住宅が残る市ヶ谷。
井戸や裏路地に昭和のレトロな生活の香りを感じることができます。
中にはそろそろ取り壊されてしまうのではないかという建物もあり、
今のうちに目に焼き付けておきたいものです。

4.神社
表通りからは見えませんが、市ヶ谷には小さなお社が散在しています。
家々のすきまに佇むその姿も一見の価値ありです。

5.谷に展開する印刷業

長延寺谷という窪地には、明治以来の印刷業・大日本印刷が今も工場を構えています。
現在は一部建て替えを進めていて、内部の地形が見渡せるポイントもあります。
その工場敷地の上を横切る「ごみ坂歩道橋」も面白い存在です。
またほんの少しですが、長延寺谷の水路と思われる場所も見ることができます。

6.期間限定・ねずみ坂迂回路
大日本印刷の工事にともなって、ねずみ坂は閉鎖中です。
しかし、歩行者のみ使えるちょっと不思議な迂回路が設置されています。
くわしくはこちらの記事をご覧ください。

ということで、地味ながら見どころの多い市ヶ谷。
やや長い3時間の歩行となりますが、これらの他にもたくさんのポイントをご案内しますので、
ぜひご参加いただけたらと思います。
当イベント『いろんな市ヶ谷、見てみよう。』のお申込み・お問い合わせは
東京てくてくのサイト の申し込み欄またはお電話でお願いいたします。
※情報は2013年3月現在のものです。
この先の工事の影響などで当日一部ご案内できない場合があります。ご了承ください。