さて、明けて1月7日になった。記事にしているのはもう3月も終わりだが。この日も風は強かったが天気はよかった。
前日と同じく近鉄の乗り放題切符を使い、まずは四日市市にある塩浜で下車する。地図で見る限りではこぢんまりした街だ。
10年くらい前までは年数回近鉄に乗っていたから、何度も通りすがってはいるのだが、どんな場所か一度見てみたかったので、降りてみた。
▲駅前には小さなバス乗り場(手前側)と、閑散とした商店群が。
人影はまばら。とりあえず事前に地図で検討をつけた古そうな道を歩いてみた。
▲ところどころに歴史のありそうな店があった。
すごく古い建物はないが、全体にどっしりとした風格はある、と思う。
▲ここはちょっとだけ歓楽街みたいな感じ。
塩浜ゴールデン街、とでも言おうか。
▲路地をてくてく歩く。狭い路地は多いが長いものは少ない。
▲少し広いメイン通りには商店街のお店的なものもあるにはある。
塩浜中央通り会と書かれた商店街街灯も確認できた。
▲こういうお店はなんかホッとする。
鳥羽にもちょっとしたなんでも衣料品店みたいなのがあったなあ。
小さな町ではそうした店がまだ頼りになるのだろう。と思いたい。
▲駅前で目を引くのが写真屋さんのビル。
やはり写真店の建物って変わってるのが多いと思う。
という感じで、1時間にも満たない歩行ではあったが、駅前を一回りできた。まあ、なんというか、急行停車駅にしては寂しいが、ひとつの街としての流れというか動きというか、そういうものは味わえた。ただの住宅地ではなく、歴史を感じる落ち着いた街であるとは言えると思う。
次は、同じく地味な急行停車駅・伊勢若松で下車する。
<1月7日-2 若松編に続く>