参加しました、というか一応今回は私が道案内です。
夏場でもあるので軽めの遊歩ということでそんなに人来ないと思ってましたが、
前回から人数増加傾向で、今回も合計12人となりました。
月島・佃は今でも100本以上の現役路地が残る地域で、
また月島は明治に開かれた街なのに江戸のような町割りになっていて戦災も少なく、
東京でも貴重な町並みを残す地域となっています。
まず佃島からスタートしたのですが、
この狭い地域だけでも大人数で本気で歩いたら2時間は軽くかかってしまいます。

ということで佃天台地蔵、住吉神社、井戸など端折り気味で通過していきました。
それでも1時間近く使ってしまいましたが……。
この地域の路地(江戸期の漁師町時代からの通路?)はとても狭く、
東京の他の地域にはあまりない漁村的味わいがありますね。
そのあと旧新佃島東町の段差のある地域を少し周りました。
こちらも長屋や木造の古い家屋の残る地域です。

(下見時の写真)
東仲通りを経て商店街方面へ。

(下見時の写真)
こうした現役路地は一人かせいぜい数人でこっそり歩くに限りますね。
(今回は中には入ってません)

月島西仲通り商店街側ではちょうど月島草市が行われていて、
普段より人が多く、商店街の周辺の路地はあまり歩けませんでした。
時間を考えるとちょうどよかったかもしれませんが。
合計2時間ほど歩いてお開きとしました。
参加された方々、ありかとうございました。お疲れ様でした。
曇り空で直射日光がなく、雨もほとんど降らなくて良かったです。
2時間ほど飲んだあと、一人で少し月島草市を歩きました(様子を見るだけですが)。
子どもや若い人がとても多く、さすが今も開発が続く地域ですね。
普通の明るい商店街の祭りの巨大版という感じで、私は好きです。

こうした普通の祭り的イベントは持ち回りで毎週東京のどこかでやると面白いと思うんですよ。
他所から来た人でも、どこかへ行けば、いつでも味わえるみたいな。
次回、横丁・小径学会では9月に神楽坂を歩く予定ですので、
興味のあるかたは下記サイトの連絡先までどうぞ。
http://yokochogakkai2012.jimdo.com/