交差点には、なぜか知らないが、名前があるものとないものがある。
名前のある交差点は他人に説明しやすいが、名前のない交差点は説明しづらい。
「じゃあ、ほら、○○通りのコンビニの先の交差点で待っててよ」
「○○通りってどれだっけ」
「駅の近くに中学あるでしょ、その前の二車線のバス通り」
「ああ、あれね。先ってどっちの」
「えっと、・・・北東?」
「◆◆川のあるほうかなあ」
「そうそう」
・・・などと説明が連想ゲームみたいな流れになったりして、面倒だ。
日本は「●●通り」などの道路の名前もあったりなかったりだし、
昔からの小さな地名も整理されてどんどんなくなっている。
「ある地点」を誰かに説明するのは意外と大変なのだ。
交差点名の表示は、基本的に道路管理者や公安委員会がつけるものだろう。
せめて信号のある交差点の名前だけでも必ずつけてもらえたら何かと便利なのに・・・と思う。
ある地点に名前と表示があれば、「本当にそこがその場所なのか」誰でも現地で確認できる。
携帯端末でも地図が見られる時代だから、位置の目印は多いほうがいい。
これ、なんとかならないのか・・・。
●埼玉県・某地域の例
実際に僕の地元で検証してみよう。
(地図が自作で申し訳ないけど、こうしないと交差点名が本当にあるのかないのか示せないのだ。
市販の地図やネットの地図は交差点や信号機が抜けていることがある。)

こんなふうに、うちの周りだけでも、無名の交差点だらけだ。
しかもこのあたりは、小字は地図上では消滅し、大字すら錯綜している。
店かバス停の名前で地点を説明するしかない地域なのだ。
これら6箇所の無名交差点に、仮にでも交差点名をつけたら、こうなると思う。



無名1は「安川通り西」と対になるように「東」に決めた。
2から4はバス通りなので、付近のバス停の名前をほぼそのまま採用した。
5つめはそこそこ大きい公園がすぐ南側にあり(地図に描き忘れました)、
6つめはまんま駅前なので、やはりそのまま名前に取り入れた。
ということで、こうなりました(脳内で)。

これで「高見原交差点の角の古本屋がなくなったよ」などと説明しやすくなる。
僕には今住んでいる場所の話をする相手がほぼいないのが悲しいところだけど・・・。
●いざ東京
さて、僕は東京のいろんなところを歩いているのだけど、
都内でも「こんな大きな交差点なのに名前がない」というところはけっこうある。
たとえば地図を見ながら歩くとき、
「一ツ橋の交差点を左折」と考えて歩くのと「3つ目の交差点を左折」とでは、
交差点を通過した数を覚えていなければいけない分、後者のほうが面倒だ。
「ある文字が見えるまでまっすぐ歩けばいい」ことの気楽さは馬鹿にできない。
それに、地図に必ず信号機・交差点が描かれているとは限らない
(というか、けっこう抜けているのがふつう)。
もちろん地元の人には、慣例的な呼び方があるかもしれない。
でもそれじゃ、外から来る人が多い東京の街では不便きわまりないのではないか。
いろいろ困る日が来る前に、もういっそ勝手につけてしまいたい気分になる。
よし、さっそく交差点に名前をつけに行こう。
ああそうだよ・・・、交差点に勝手に名前をつけに現地まで行くんだよ!
机上だけでぐだぐだ言ってもしょうがないだろう!
※ここで決めている交差点名は実在しません。
迷惑にならないよう、実際の地図にはマッピングしていません。
→続きの記事(その2)

















